白内障とは水晶体の濁りのことです。この濁りにはよく知られている加齢による濁り(老人性白内障)のほかにも、さまざまな原因によって生じるものがあります。
主な症状 | 視力低下、ぼやけ感、まぶしさなどです。 |
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治療方法 | 現在のところは手術しかありません。点眼薬を処方することもありますが、 手術までのつなぎと考えたほうがよいでしょう。 |
手術とは | 現在白内障の手術は超音波を利用した専用の装置で水晶体を破砕し吸い出す方法が主流です。 このおかげで一昔前より格段に小さい傷口で、早く安全に手術ができるようになりました。 そのため当院では日帰りにて手術をおこなっております。ただし眼の状態や、 全身状態によっては入院手術をおすすめすることがあります。 |
手術中に変化する灌流圧を自動的かつ継続的にモリタリングする技術を業界初搭載し、術中のリスクを低減させ、手術中の安全性を向上させました。
白内障の程度にもよりますが、基本的には不自由を感じてきたら考えてみてください。
物を見るための神経(視神経)が傷んでいく病気です。
そのため進行すると見える範囲(視野)が欠けていきます。
主な症状 | 急性の緑内障発作では、眼痛(頭痛)、吐き気、視力低下、充血などがおこり急激に視野障害が進みます。慢性の緑内障はほとんど自覚症状がないことが多く、そのため検診や、眼科でたまたま発見されないかぎりは視野障害がかなり進行するまで気づかないことがあります。 |
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治療方法 | 障害を受けるのは視神経ですから、本来は視神経を治す治療が必要です。しかし現代でも視神経そのものを治す治療は存在せず、負担になっている眼圧を下げることにより進行を抑えようという治療を行います。基本的には点眼で、視野の障害が進行しない眼圧にコントロールしていきます。これで十分なコントロールが得られない場合は手術も考慮します。 |
眼球の中で房水という液体が産生され循環し、眼球の張りを保っています。
その排出路のとおりが悪くなると眼球内に房水が過剰となり圧(眼圧)があがります。10~21mmHgが正常範囲といわれています。
ただしこの範囲であっても障害を受ける人(正常眼圧緑内障)がいます。
眼圧が上がると視神経が眼内に入ってくるところで圧迫され障害を受けると考えられています。ただし現在ではこれ以外にも視神経の栄養血管の流れが悪いということも言われています。
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